美術品の展覧という意味では
美術品の展覧という意味では、古くから社寺が所蔵する宝物が定期的に「開帳」される習慣があり、これが庶民の美術品観覧の場となっていた。
明治維新後、美術品を一般人に対して公開するという行事は1872年に東京の湯島聖堂で文部省博物館主催の美術工芸品の展示が初めてとされる。1877年の第1回内国勧業博覧会では美術館と称する部門があった。この展示が後に帝室博物館となった。
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明治後期に至り、1895年開館の奈良国立博物館、1897年開館の京都国立博物館で美術品展示が行われた。1930年開館の大原美術館は民間が開設し、また西洋絵画を展示する日本初の美術館であった。
美術館の最も重要な活動に美術品の展示がある。展示の分類としては企画展示と常設展示がある。
企画展示
あるテーマ(例:同作家、同時代、同地域、影響しあった作家等)に沿って資料を展示するものである。自館の収集資料を紹介するだけではなく外部から一時的に資料を借りて展示することがある。一定の期間を限って行われることが通常である。これらの企画はその美術館独自によるもののほか、複数の美術館によるものや、新聞社・企画会社が中心となっているものもあり、各地の美術館を巡回するものもある。(巡回展示という)。